出向く現場すべてで狂わされるガール

楽しいことのため働きます

DREAM Journey 感想

20180623-0624 @名古屋国際会議場
20180707-0708 @オリックス劇場
20180721 @高知県立県民文化ホール
小野大輔 LIVE TOUR 2018
"DREAM Journey"

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おれパラ2017の初日神戸公演、ツアー開催のお知らせを聞いて崩れ落ち、その日の記憶は朧気なままあっという間に半年が経って、夢の旅はスタートしたよ!
初めて小野さんを観たのが武道館ソロライブで「人気の声優さんだから大きい会場でやるんやな~」ぐらいに思ってたけど、アーティスト活動を断っていたことや初のソロライブだということを知り、すごく特別なライブだったんだと気付いたのは後々のこと。
きっとまたライブしてくれるだろうなという想いはあったけど、まさかツアーとはね!
小野さん自身はもちろんのこと、周りでいろいろ考えてくれる大人の方々に感謝でいっぱい。最高に幸せな夏をありがとう~!
以下は参加した各日のメモです~



★名古屋初日
初日なのでとにかく目で追うことに必死。
「2時間半ずっと新規絵」とぼんやり思った。
小野さん自身も勝手がわかってなかったり、MCでバンドメンバーが音鳴らしてくれることや客席からのレスポンスの大きさに普通に驚いてたり、そんな初々しい感じが「40歳のはじめて」いいぞいいぞ!

仕事終わり筋トレしてると眠れなくなるからあんまり寝てない の話
しんどくないはずないと思うのだけど「リハからずっと楽しい」っていつも楽しそうに言ってるので、なら……大丈夫か!と思っちゃう。
小野さん、喋ってるときにふと「ふへへ」って、明らかに幸せの感情が溢れてるときあるんだけど、そのタイミングで客席も笑ってるから、ここにいる全員ツボ同じやな~と安心する。
「Dancin' Groovers」でお着替えあったのこの日だけだったなぁ。


★6/24名古屋2日目
観光したいから物販はやめて、フォロワーさんたちと名古屋城行って名古屋コーチンの親子丼食べてお酒飲んで、めっちゃすてきな夏!
ゆるキャラにDポーズを教え込む我々。

漠然と「なんか昨日よりかっこよくない?昨日もかっこええけどな?でも今日すごいかっこよくない?」と思ってたらまさかの散髪してる。頭が四角いので散髪しましょう!
2日目だから続けて参加の人も多いだろうに「Magic World」はずっとヒューヒュー言うてましたね。わかる。
アフレコ帰りにストロング缶買って飲みながら帰るしょぼくれた日々の話、どうしようもなく好き。それなのにステージ上ではきらきらしてるので「あ~~~すごいな~~~~」と叫びながら走り回りたい気分です常に。

ラスト、線路の向こうに旅立っていく演出で「いってらっしゃい」と言えることがうれしかった。この2日間では終わらないからこそできることなので。


★7/7大阪初日
そもそもライブが開催されるかドキドキの状態だったけど、あの日大阪に集まった全員にありがとうと言いたいです。席もほとんど埋まってて本当によかった。
あと、大阪でライブがあれば絶対にやりたいと思ってた楽屋花を贈ることができたよ~!
七夕だからテーマは「天の川」で。すてきに仕上げていただいて感激です。

実はこの日の席が2列目で、もう近すぎて、小野さんが歩いてくるだけで笑ってしまった。歩いてる~!!と思ってニヤニヤしてしまう。
「↑↑ NIGHT SAFARI」の終盤で小野さんがベッドに座って振り付けやってるときにめちゃめちゃ目が合っていた(と言い張っている)ので、夢かもしれんと思いながら笑顔になった。
友達とキスキスも踊れてとにかく楽しかった夜。


★大阪2日目
DREAM Journeyを観に行ったつもりが新喜劇だった回。
「ROSA」でヒットマンの攻撃をかわせるようになったのに、おもむろに一斗缶を持ちカンカンヘッドで死を選ぶのなんでやねん…
今書いてて思ったけど、遠征でお越しの方にはどの程度伝わってたのかな。ていうか1ミリも伝わってないのかな!?
まぁそれも地方公演ならでは楽しみですよね。
「Shinin' Days」で会場名歌い間違って、客席とすいません!いーよー!のやり取りして上手くオチがついて、小野さんやっぱりもってるな~と思った。

すごく楽しかったけど叫ぶ系の人が周りに多くて、もうちょっと勘弁してくださいと思ったのが本音。
あなたと小野さんの対話じゃなくてみんなと小野さんの時間なので、なるべく空気は読んでくださ~~~い。


★高知初日
高知龍馬空港イミグレーションチャンス!と思いウキウキで着陸したけど即バス乗り継ぎなので空港滞在時間5分。
会場付近通りかかった学生さんが「カラフルな女の人がいっぱいいる!」って言ってた。お騒がせしてます。

アンコールで出てきていきなり話し始めたので、花火歌わないやん、ということは「ありがとう」きちゃうね、と思いすでに震えていたんですが。
はじめはアーティスト活動を断っていた小野さんが、先輩方の後押しもあって歌い始め、10年間歌い続けた結果「これからも言葉で伝えきれないことは歌にして伝える」と言えるまでになって、この曲で
「ありがとう 今なら言える気がするよ」
と、故郷の高知で歌うのが…もう…涙でしかない。
曲のあとは恒例のグッズ販促コーナーにスパッと切り替えたけど、客席がやたらしんみりしてしまったのを察したうえで「だってこのままだとやりづらいじゃない!お互いに!」と笑ってくれた。そういうところだぞ!

続く「春空」は、上京してからママDが仕送りにハルウララ(競走馬)のぬいぐるみに「負けても負けても走り続けなさい」という内容のお手紙をつけて入れてきた話が前フリで。
でも個人的に知らないエピソードだったので全く気付けなくて、タイトルコールしたときわけわからんくらい泣いた。この2018年に、わたし、小野さんのライブで春空を聴いている。
あのMCからの「終われない 負けたままは嫌だった」がまた胸に沁みる。
「ありがとう」といい、なんで遥か昔の時点で今の小野さんにもぴったりの曲が生まれているのだろう…と思ったんですけど、小野さんの音楽に対する接し方は変われど小野さん自身の本質はなんら変わらなくて、それをずっと知ってくれている人がいるからだろうなぁと勝手に思ってます。
この2曲があって、高知へ来て本当によかったと心から思えたし、参加ラスト公演だったけど悔いはなかった。



今日、東京での最終公演を終えてDREAM Journeyはひとまず完結。
ただ「完結」とだけ書くつもりだったのに、もしまた小野さんが旅に出ることがあるとしたら、それもきっとDREAM Journeyだよなと思い、希望を込めて「ひとまず」にしてみた。

旅先での計画を立てたり、服装を考えたり、ツイッター検索で荒ぶって感想を読んだり。このツアーに費やした時間すべてが楽しかった。
元々出かけるのが好きだけど、ライブ優先してるとそれ抜きの旅行って全然できなくて。でもこうしてライブきっかけでついでに観光できたり、そもそも開催地が行ったことのない土地だったりするからそれ自体が旅行になる。小野さんがいろんな場所へ行く機会を与えてくれて、体験したことが人生を輝かせる。そうして過ごしている今が本当に本当に幸せで。

わたしは人見知りで小野さんの繋がりのお友達って数人しかいなくて、今回も各地でお世話になったんですけど、いつから小野さんが好きかとかライブで感じたこととか、ゆっくりお話できてめちゃくちゃ楽しかった。そして、小野さんの言葉はこんなにも真っ直ぐみんなに届いてるんだなと思えた。
言葉で伝えきれないことは歌にして伝える、でも、いつも言葉でもちゃんと伝わってるよ、と思ってます。

思い返してみると武道館のあとも、わたしは「幸せな気分」と感想を残してた。
ライブ行って、楽しい!スッキリした!みたいなことはあるけど、幸せでふわふわしてるのって小野さんのライブの独特の感覚な気がする。
おそ松さん見てなかったら小野さんの存在にも気付けず、武道館にも行ってないだろうし、時とご縁は大事やなと改めて思う。
武道館でも言葉と歌で大切に気持ちを伝えてくれたから、今も各地にキンブレ握りしめてお邪魔することとなっています。笑

長く長くなったけど、もしここまで読んでくれた方がいたならありがとうございます。
DREAM Journeyでわたしと出会ってくれたみなさん、ありがとうございます。
これからは旅先でのできごとを思い出しながら、またいつかの日に向かって生きていくだけだ~!

小野さんありがとうございました!お疲れさまでした!
見せてもらった光景すべてがEndless happy worldでした。

次はフェス松さんライビュ挟んでまだチケットとれてないけどD.A.T大阪!